よたよた推論。

DSです。


リーマンが公的資金投入されず、
メリルリンチ、ベア・スターンズ
公的資金が投入されたことの背景の一部には、
3社のコンテンツの違いに大きな差があるのでは?


メリルリンチは、もともと、世界恐慌で金融市場から離れた、
中産階級の証券会社としてスタートアップ。
全米に支店を持ち、生命保険を中心に証券を販売。
いまも、アメリカの田舎で、メリルリンチといえば、「町の証券会社」。
ここがつぶれると、全米の中産階級の資産が凍結する。


ベア・スターンズは、証券の格付け・価格設定に強みを持つ会社。
ここがつぶれると、ここが格付け・価格設定した証券への信頼がふっとび、
証券市場自体の存続があやうくなる。


リーマンには、リーマンでないといけない独自コンテンツがなかった。
市場もどちらかというと、アッパー層中心。

わかりやすくいうと、そういう違いで、公的資金投入か否かは、
判断されたのではないかという、与太話でした。


まあ、きっといろいろあるんだろうなぁ。

⇒これにはほぼ同感。
http://blogs.itmedia.co.jp/serial/2008/09/post-93ff.html