お、おもしれえ!!!

DSです。


BAKUMAN。を読みました。

すごく面白い。
これはいい漫画。


設定もよい!

こりゃちょっとすごいですね。

「漫画道」の現代版だと思えば、わかりいいのですが、

これ、設定的にかなり勝ちパターンだと思います。

主人公:(絵の)才能がある

主人公:(設定の)才能がある

ライバル:天才


これは少年漫画の成功パターンと類似しますね。

主人公:絵の才能がある
(しかし、漫画の絵を描けるようになるために血のにじむような努力)
主人公:設定の才能がある
(しかし、漫画のネームを描けるようになるために血のにじむような努力)

ライバル:天才
(当たり前の圧倒的努力)

というあたりで、熱血スポ根漫画のパターンになってきます。

主人公とマドンナ:14歳で結婚の約束

これで、「耳をすませば」などの少女漫画との類似性も出てきました。

主人公とマドンナ:14歳で結婚の約束
(しかし、お互いの夢が成功した時のみ。それまでは一切連絡を取らない)

これで、熱血路線に戻りました。


結婚を申し込むとか、
ちょいちょい有名な漫画やアニメの設定が
いかされてるのがまずいい。


「漫画を描くこと」を描く漫画ということで、


漫画を描いたことがない二人のステップを描くので、
実際の漫画家さんの漫画制作の思考ステップが
そのままシナリオのステップとなるだろうと思われるので、
まず賢いな、と。


漫画家の現実を描くので、
自分たちが知っていることの専門分野を領域にしたということで、
すごく賢いなと。


そして、最終的には、この二人は傑作を書くはず。
そのステップをストーリーで追っていくはず。
なので、その漫画の展開を連載の中で決めていく。
つまり、漫画連載と次の漫画(二人の描く漫画)制作を同時に進行できるので、
とっても賢いなと。


で、この漫画が売れれば、スピンオフで二人の書いた漫画も売れるので、
まったくもって無駄が無い、賢いなと。


4段階くらいで、賢いな!!(マーケティング的にも)と思いました。


これは必読だと思いました。


すごいなぁ。

ラッキーマンも大好きですけどね!!!