おんなのことおとこのこ。

DSです。


女の子がかわいいという事実は、
あまりに明白すぎて、誰もその重要性に気づいていない。


男の子がかっこいいという事実は、
あまりにも陳腐すぎて、誰もその特殊性を指摘しない。


僕は、時に、あまりに、「かわいいこと」や「かっこいいこと」がないがしろにされているんじゃないかと思う。

女の子は、女の子であるというだけで素晴らしい。
男の子は、男の子であるというだけで素晴らしい。

性によって規定されるのではなく、
意識によって選択されるものとして。


世の中には金銭に換算できるか否かという基準があまりにも普遍的になりすぎていて、
本来、金銭的価値とはまったく関係のないことまでが、あまりにも議論されすぎる。


議論が重要ではないのではない。
だが、議論は全てではない。


価値を数値化できないというだけで、
価値がないということにならないのは、
きっと誰もが感じているはずだ。


見知らぬ人への親切。
外出する時に部屋着から着替えること。
きちんと身嗜みを整えること。
挨拶をすること。


そういう、あまりにも当たり前のことが、
この世の中を支えているという奇跡に、
僕は、当たり前に感動する。