2009-12-25 「モダンタイムス」伊坂幸太郎 DSの書評 最近、読み終わりました。 漫画に掲載されていたという点で、 伊坂幸太郎さんの作品の中では、ちょっと異色かもしれません。 なんだろう。カタルシスがない。 だけど、他の伊坂幸太郎作品との関連などもあり、 面白く読めました。 でも、なんだろう。カタルシスがない。 グラスホッパーとちょっと似たようなところがあります。 この人は、人間が感情を超えて役割により機械的になる事の怖さ、 つまるところの「大衆の怖さ」みたいなものをライフワークにしていくのかもしれないなと思いました。