「龍時」面白いよ。

最近、全然書いてないけど、本はたくさん読んでいます。DSです。

この本は知らない人のほうがきっと多いんだと思います。
脚本家の野沢尚さんが書いたサッカー小説です。
僕はスポーツを題材にした小説の中でも出色の出来だと思っていて、
特に素晴らしいのが、情景が直接浮かぶ表現になっているということがすごい。
かなり前に集中して読んだきりだったのですが、最近、破滅的サッカーマニアクラスタの影響から、
そういえば、そんな小説あったなと思って読み返してみました。
そしたら、まんまとサッカーを、特にスペインサッカーを観にいきたくなった。
スペイン行きてえ。ビール飲みたい。
そんなわけでおすすめです。野沢尚と言う人はすごい脚本家だったのだなと思える作品だと思います。

レアル・マドリーのソシオである老人が余命二ヶ月を宣告された。
家族に最後に何をしたいかと尋ねられた老人は「バルサのソシオになりたい」と答えた。
なぜ?
「バルサのソシオが一人くたばるかと思うと、ざまあみろだからだよ」