インターン雑感と、私はなんのためにブレインストーミングをしてきたのか

メンターかっこいい。DSです。
僕がブログを書くときの最初の一文はだいたい心にもないことが多いのですが、
今回は、本気です.嘘じゃないです。ほんとうに頑張っているなぁと思います。


さて、インターンですが、インターン生も頑張っています。今日で一週間です。
まあ、何でもそうですが、最初に一番コストがかかります。
そこを抜ければ、あとは走るだけなので、大丈夫だと思います。
ただ最初に手を抜くと、後では修正するのが非常に大変なので、
一番最初に手を抜かずきちんとやっておくというのは非常に重要だと思います。
その意味で、うちのインターンの皆は、一生懸命やっているなと思います。がんばれ。


で、インターンのあいさんに「ブレストってなんのためにやるんでしょうか」と問われたので、
自分なりに考えてみました。どちらかというと「ブレストのこつ」みたいなアドバイスになると思うのですが。



-ブレストの鉄則


ブレストは、基本的に答えがない設問に対して行われます。
答えがある設問であれば、解けばいいだけなので、簡単なのですが、世の中、そんな問題だけではないはずです。
例えば「インターンのみんなと、僕はどうやったら友達になれるのだろうか」という問いには答えがありません。
「友達ですよ!」と言われてそれを素直に信じるほど、僕はお子様でもありません。
友達ってのは、もっといろいろあって、殺伐として、もめて、いがみあって、最後にパスを出してから、初めてなれるものです。(スラムダンク脳)
というわけで、ブレストは「誰も答えを持っていない」ということが前提にあるので、
基本的に「持っているものを全て出す」のが鉄則です。

持ってるものを全て出したら、話がまとまらないんじゃないかしら?

そう思うかもしれないのですが、「話をまとめること」が解決したい課題ではないので、問題ないです。
むしろ、まとまらないからこそ(≒答えがないからこそ)、ブレストをするのです。
なので、自分のものを出し惜しみしないことが大事です。大富豪ではないのです。
「2」から切っていってください。また「3」だからといって出せないわけではないので、出してください。
それが姿勢としては一番大事です。ブレストはかけひきではないのです。


鉄則1:持っているものは全て出すこと


そんな議論をつづけていけば、当然、時間がかかります。
際限なく時間は過ぎていきます。話はまとまりません。焦りますし、消耗します。
というわけで、時間は区切ってください。
個人的には、「30分」というのが大きな目安になるように思います。
そしたら、思い切って、一旦中断して、休憩したり、他のことをしたりしてみると、
さっきまで詰まっていたところの解決策だったり、アイデアだったり、自分の思い違いに気づいたりします。
ですので、積極的に時間を区切ってみましょう。甘いものを食べるのも有効です。

ただ、ずっとそんなに細かく切ってもしかたないので、そこは調整が必要です。


鉄則2:時間を区切ること


ちょっと今からご飯を食べにいくので、あとはけっこう適当な書き方になりますが、
ブレストは、だれも答えを持っていないことを議論しているので、誰が正解とかないです。
なので、相手の意見は最後まで聞きましょう。
正解がないので、意見に間違いはないはずです。
それはここらへんが役に立ちます。


また、ホワイトボードをつかったり、大きな紙をつかったりして、いろいろ書いたり、話した方がいいです。
意見が出るので、話はとっちらかります。そのとっちらかったものを視覚的に大きく認識できるようにすることが大事です。
音声を記録してもいいかもしれません。
そして、それらをきちんとアーカイブとして残しておきましょう。
あとで、議事録やアクションプラン、タスク表にまとめるのも大事なのですが、
まとめていく段階で、せっかく出たものを無意識に省く可能性があります。
あとで、見直すことも考えて、写真にとったり、スキャンするなどしてきちんとアーカイブを残しておきましょう。
きっと後で見返してもためになります。


というわけで、以下、僕の考えるブレストの鉄則です。

  • 持っているものは全て出す
  • 時間を区切る
  • 人の意見は最後まで聞く
  • ブレストで出たものは全て取っておく

というわけで、ご飯を食べにいくので駆け足になりましたが、参考になれば幸いです。
僕は、生ビールを飲もうと思います。

この後、1リットルもある生ビールを飲みました。
美味しかったです。