ブルーハーツを聞いている。
ブルーハーツを聞いている。
ナイフをつきつけられても
ピストルつきつけられても
原爆つきつけられても
水爆つきつけられても
クソッタレって言ってやる
クソッタレって言ってやる
(「僕はここに立っているよ」より)
つきつけてくる人が自分の大事な人だったら、どうすればいいんだろう。
それでも「クソッタレ」と言えるんだろうか、僕は。
気が狂いそう やさしい歌が好きで ああ あなたにも聞かせたい
やさしさだけじゃ 人は愛せないから ああ なぐさめてあげられない
(「人に優しく」より)
そう。優しくしてあげたくても何も出来なくて、気が狂いそうになる。
何も出来ない自分に気が狂いそうになる。
そう。そんなことを考えながら、ブルーハーツを聞いている。
仮面をつけて生きるのは 息苦しくてしょうがない
どこでもいつも誰とでも 笑顔でなんかいられない
(「チェインギャング」より)
(マイティ・ロック著「うっかりフィッシュマンズを聞いたらどこかに行きそうになったのでブルーハーツを聞いている」未刊より)
追記:僕が好きな歌はほとんど真島昌利の作詞だった。すごいな、マーシー。