それは詩だよ

五感の中で
ひとつだけ残すとしたら
何がいい?と君は聞いた。
僕が黙っていると、
私は触覚だな、目が見えなくても、
何も言えなくても、何も聞こえなくても、
触れたら、ああ、側にいるってわかる。
温かさだってわかるかもしれない。
どんなにはっきり見えてたって、
触れなかったら意味ないよ。
僕はそれを聞いて、
ああ、それは詩だなって思ったので、
こうして日記を書いています。


〜マイティ・ロックの日記(個人蔵)より〜